雀荘でよく使われる専門用語について、詳しく丁寧に解説するサイト『雀荘用語集』

●●●マナーなど●●●

【小手返し】

ツモってきた牌を一度手中に収めることで、捨牌が手出しなのかツモ切りなのかを対局者に
わからなくする小技です。
花札賭博で使われていたイカサマの手段だったものを麻雀に応用したものです。
ルール違反ではなくても、あまり良い行為ではありません。
小手返しを禁止している店もあるので注意しましょう。

【理牌】

りーぱいと読み、牌を種類別の数字順に並べることです。
自分が牌を把握出来るのであればゲーム進行中はしなくても構いませんが、上がった時は
他の対局者に分かりやすくするため理牌を行いましょう。
ただし上がった牌は手の中に入れてはいけません。

【見せ牌】

対局者に自分の手牌の中の一牌を見せてしまうことです。
チェックを入れられるとその牌で上がれなくなりますし、ルールでは上がれるルールでも、
マナー上は上がらない方が良いでしょう。
このルールが厳しい店では、見せ牌の色は全て上がれないルールの店もあります。

【全ツッパ】

相手のリーチや染め手に対し、一歩も退かずに自分の不要牌を切り勝負に向かうことです。
自分が勝負手を張った時にはこの状態になりますが、中には聴牌もしていないのに、常に
全ツッパ状態の人もいます。

【メクリアイ】

何人かがリーチをかけるか聴牌で、上がり牌以外ツモ切るような状態です。
上がり牌以外は牌をすべてツモ切ります。
こうなると待ち牌の有利さではなく、残り山の浅いところに上がり牌が眠っていたものが
勝つので、掴み合いとも言います。

【デバサイ】

自分と着順争いをしている相手からロン牌が出ることです。
牌の「出場所最高」の略でデバサイとなります。
さらに略して「デバ」と言う人ももいますが、ここまでいくと相手を挑発してしまいます。